令和5年度「さと☆ぼら講習会」第9回
第9回里山ボランティア(略してさと☆ぼら)講習会を11月18日に実施しました
さと☆ぼら講習会では、
沢山池周辺の里山環境の再生と維持に携わるボランティアとして活躍してもらうため
田んぼや樹林地の整備・維持にかかわる作業を体験し、学んでいきます
今回は竹林整備と、竹垣の補修をしました
まずは、先日の米海軍ボランティアと同様に、混みすぎた竹を間伐です
細い竹はそのまま地際で伐採し、太いものは追い口、受け口を作って伐倒します
しかも今回は竹垣の材料に使う予定なので、途中で割れないよう注意です
そして続いては伐採した竹の枝を切っていきますが、
これについてもなるべく跡が滑らかできれいになるように切る必要があります
竹引きのこぎりで枝の根本に切れ目を入れると、最後は折るようにしてパキッと取れます
枝払い後は、竹垣の高さになるように竹を一定の長さに切っていきます
ここでも割けたりすると材料として使えなくなってしまうため要注意
できた竹は「立子(たてこ)」と言って、竹垣の縦の部分の材料になります
設置する前に川で洗うと、見違えるほどキレイな緑色が復活します
そしていよいよ竹垣補修ですが、すでに講習前に古い竹垣が外されて、
支柱になる木杭の「親柱」と、横の部分の竹の「胴縁」はすでに設置済みです
自分で切り出した立子を胴縁に取り付けていきます
シュロ縄で「いぼ結び(男結び)」という結び方で取り付けるのですが、
これが何度見てもなかなか覚えられません
ようやく慣れてきた頃には、すでに竹垣も完成していました
隣の古いものと比べると、やっぱり新しい竹垣は綺麗でいいですね
後半は風も強く、肌寒い中での作業でしたが、お疲れ様でした