令和7年度「さと☆ぼら講習会」第8回のご報告
第8回 里山ボランティア(略して「さと☆ぼら」)育成講習会を10月18日(土)に実施しました
さと☆ぼら講習会では、
沢山池周辺の里山環境の再生と維持に携わるボランティアとして活躍してもらうため、
田んぼづくりや樹林地管理に関する作業を体験し、学んでいただく講習会を実施しています
10月18日(土)に開催した第8回では、前回の稲刈りに続き、田んぼでの「脱穀」と
「ワラ細工」を体験してもらいました
当初は1週間前の10月11日(土)に第7回講習会として実施する予定でしたが、雨のため
中止となり、今回は無事に開催することができました
9月に刈った稲を稲架(はざ)から外し、講習会では昔ながらの足踏み脱穀機や唐箕を
使用して、手作業で体験いただきます
足踏み脱穀機は、足でペダルを踏んで歯が付いたドラム状の「こぎ胴」を回転させ、
稲穂を押し当てることで「穂」と「籾」などを分ける機械です
脱穀した籾には、細かいわらくずやもみ殻が混ざっています
これを「唐箕」に入れて手でハンドルを回すことで、風の力によって
お米(籾)のみを分離させます
講習会では、唐箕での作業も体験いただきました
田んぼでの作業の後は、稲わらを使って全員でワラ細工体験の時間です
講師の方からしめ縄や正月飾りについて紹介いただき、足を使いながら
稲わらを編み込んでお飾りを作っていきます
輪飾り作りでは、講習生数名で1組となって編み込んでいきます
講習生の皆さま、今回もお疲れさまでした
これで、今年度の田んぼづくり講習は終了となります
次回からは樹林地管理の講習を実施予定です
