令和7年度「さと☆ぼら講習会」第5回のご報告
第5回 里山ボランティア(略して「さと☆ぼら」)育成講習会を7月12日(土)に実施しました
さと☆ぼら講習会では、
沢山池周辺の里山環境の再生と維持に携わるボランティアとして活躍してもらうため、
田んぼづくりや樹林地管理に関する作業を体験し、学んでいただく講習会を実施しています
7月12日(土)に開催した第5回では、田んぼづくり講習として「畔(あぜ)の草刈りと
田んぼの草取り」を体験してもらいました
5月末の講習会では「田植え」を実施いただきましたが、その後田んぼをほったらかしに
してしまうと、水が不足したり、色々な雑草の影響で稲が育たないといった可能性や、
昆虫による稲の食害が発生してしまいます
そこで、この時期の草刈りや草取りが非常に重要となるのです
作業に入る前に、講師から雑草の取り方などを説明いただきました。
特に田んぼに生える「ヒエ」は稲に似ているため見分けが難しく、稲より先に成長してしまうため、
早い時期で除草する必要があります
説明を受けた後、講習生の皆さんで鎌を使用した「草刈り」、「草取り」を行っていきます
改めて作業の前と後を比べてみると、田んぼの周りの様子がかなり変わったように感じます
草刈りが終わった後は、河原で鎌を研ぐ作業を実施いただきました
昔の方は砥石を携帯し、「切れ味が落ちたかな?」と感じたら研いでいたそうです
(目安として、30分ごとに研ぐといったお話もありました)
講習生の皆さま、今回もお疲れさまでした
次回は9月に稲刈りの予定です