令和4年度「さと☆ぼら講習会」第10回
第10回の里山ボランティア(略して「さと☆ぼら」)講習会を
12月17日に実施しました
さと☆ぼら講習会では、
沢山池周辺の里山環境の再生と維持に携わるボランティアとして活躍してもらうため
田んぼや樹林地の整備・維持にかかわる作業を1年間かけて体験し、学んでいきます
今回は山道整備として階段整備と、モノづくり講習の門松づくりをしました
階段整備
階段整備では、踏み台となる丸太を横に寝かせ、杭を打ち込みます
大き目の丸太はそのまま踏み台に利用しましたが、
そのほかにも板や細い幹を土留めにする方法も体験しました
階段があるだけで「ここは通っていいんだ」という安心感がありますね
門松づくり
後半はミニ門松づくりに挑戦です
幹周が40cm近くあるモウソウチクを切り出すところから始めます
このモウソウチクの1節が1つの門松の入れ物になります
その周りに切り出したゴザを巻き、両面テープで貼り付けたら、
シュロ縄で結ぶのですが、この結び方がとても難しい…
ちなみにこの結び方は「梅結び」と言って、5枚の花弁を表現しています
入れ物が完成したら、斜めにカットしたマダケを立てて、
隙間に割った枯れ竹を詰めることにより、3本のマダケを固定します
あとは隙間に松の枝葉を詰めたら、ミニ門松の完成です
講習生の皆さん、オリジナル門松でよいお年をお迎えください