令和4年度「さと☆ぼら講習会」第2回
第2回里山ボランティア(略してさと☆ぼら)講習会を5月28日に実施しました
さと☆ぼら講習会では、
沢山池周辺の里山環境の再生と維持に携わるボランティアとして活躍してもらうため
田んぼや樹林地の整備・維持にかかわる作業を体験し、学んでいきます
第2回目の作業は「田植え」です
今回植える品種は「彩のきずな」といううるち米になります
NPO三浦半島生物多様性保全(通称:みうぜん)の方が、苗を用意してくれました
作業の前にお米のことや、田植え作業の概要、作業に使う道具などについて、
講師の方々に教えてもらいました
お勉強パートが終わったら、みんなで苗をもって田んぼへ移動です
この日は前回の大雨後と違い、快晴で少し汗ばむ気温でした
しかも前日に少し雨が降り、田んぼも乾かず水が入っています
田植え
田植えの方法は「縄植法」と呼ばれる手法で植えていきます
目盛りのついた縄を張って、印にそって等間隔に植える方法です
田んぼに一列に並んで、みんなで息を合わせて一斉に作業するのがポイントです
植えたら後ろに下がって、自分の足跡を消し、縄が下がったらまた植える…
これを繰り返すだけなのですが、慣れないと田んぼの中では一歩歩くだけでも大変です
私は長靴で急遽挑戦しましたが、足が抜けなくなって動けなくなってしまいました
やはり水が入った田んぼ内では「足袋」がないと無理ですね
田植え機
今回の講習では手植えでしたが、田んぼがたくさんある場合、手作業では植えきれないので、
広い面積を短期間に植えなければいけない場合は、田植え機を使います
まず田植え機で田んぼの端を除く広い面積を一気に植えた後で、
残った畔の近くを手植えで植える方法が一般的です
手植えが終わった後、さとたんやみうぜんの方の田植え機作業をみんなで見学しました
講習生のみなさん、今回は暑い中、初めての田植え作業お疲れ様でした