令和3年度 自然体験会「里山の素材で門松づくり」
2021年12月19日(日) 自然体験会「里山の素材で門松づくり」
自然体験会「里山の素材で門松づくり」を開催しました
沢山池の里山での門松づくりは里山の竹林手入れ作業で伐採した竹を活用して門松をつくります
古い竹はだんだんと黒くなり最後は倒れてしまうので、放置された竹林は見た目が悪くなるだけではなく、竹が倒れてきて危険です
そのため竹林は古い竹や曲がった竹を定期的に切り出しています
自然体験会は沢山池の里山を訪れるきっかけとしてもらうだけでなく、この体験を通して、里山から出るすべてのものが活用できる資源であることを実感し、里山の環境循環的な機能を知ってもらうことを目的としています
門松は竹を切る作業から始めます
今回材料にする竹はモウソウチクという太い竹とマダケという細い竹の2種類を使います
モウソウチクはうつわ用に1つ、マダケは中に挿す用の3つを切り出します。
ノコギリで竹を切り出す作業は、竹が固いため意外と体力を使います
参加者の皆さんも最初は苦戦していましたが、切り出しているうちにコツを掴み、きれいに切り出すことができました
竹を切り出したら畳表を巻き付け、黒い縄で男結びと梅結びを結びます
男結びは垣根結びやイボ結びとも呼ばれ、竹垣を作る際によく使われる結び方です
梅結びは名前の通り梅に見えるように結んだ結び方です。
最後はマダケと松の葉を挿して完成です
みなさん立派な門松が完成しました
以上で自然体験会「里山の素材で門松づくり」は終了です
ご参加いただいた皆様ありがとうございました