令和3年度 第11回里山ボランティア育成講習会
2021年12月11日(土)9:00~「令和3年度 里山ボランティア育成講習会 第11回」
今回の講習会ではカントリーヘッジの延長、ワラ細工体験、門松づくり体験を行いました
カントリーヘッジの延長は杭づくりから始めます。
杭は太めの材の先をナタで尖らせ、打ち込みやすくしたものを使います
一定の間隔で杭をかけやで打ち込み、杭の間に材を積み上げます。
材は細かいものから積んでいき最後に大きな材を重石を兼ねて乗せます
講習生の皆さんはカントリーヘッジの修復作業も体験していることもあり、手際よく立派なカントリーヘッジを作ることができました
カントリーヘッジの延長作業の後は稲ワラを使ってワラ細工づくりを体験しました。
今回つくったのはしめ縄です
しめ縄は1束のワラを綯(な)ってつくります。
綯い方は1つの束を3等分して1本目と2本目をそれぞれ時計回りにねじります。
ねじった2本を反時計回りに巻き付けて1本にし、ねじった3本目をさらに巻き付けて1本にします。
言葉で説明を聞くと難しいですが、実際に体験してみると同じ動作の繰り返しなので、コツをつかめばきれいに綯うことができます
午後は門松づくりの体験をしました
講師が見本をつくるのを一通り見てから各自でつくります。
門松は最初に竹を切り出します
モウソウチクとマダケです。
太い竹はモウソウチクという種類でうつわに使い、細い竹はマダケという種類で中に挿します。
マダケの斜めの部分は3本とも同じ角度で切れるときれいに見えるので、1本1本角度に注意して切り出します
竹の準備ができたらモウソウチクに畳表を巻きシュロ縄で結びます。
結びは梅の花のような形の梅結びとしっかりときつく結べる男結び(イボ結び)です
最後は松を挿して門松の完成です
以上で里山ボランティア育成講習会第11回は終了です
次回の講習会では階段づくりを予定しています