令和3年度 第10回里山ボランティア育成講習会
2021年11月6日(土)9:00~「令和3年度 里山ボランティア育成講習会 第10回」
今回の講習会は間伐・除伐と竹垣づくりを行いました
湿地広場周辺で間伐・除伐を行いました
湿地広場に飛び出している邪魔な枝はノコギリで切り出し、夏の間に伸びたツルも樹木に絡んでいるのできれいに取り除きます
高い場所にある飛び出した枝は高枝ノコギリを使って切り落とします。
飛び出している樹木を切るだけでうっそうとしていた場所は、すっきりとひらけて明るくなりました
沢山池の里山では樹林地整備で切り出した材はカントリーヘッジの材料として使います
以上で午前の作業は終了です。
午後は四ツ目垣づくりを体験しました
四ツ目垣は長い竹を横向きに、短い竹を縦向きに固定してあります。
横の竹は胴縁と呼び、縦の竹は立子と呼びます。
四ツ目垣づくりで一番難しいのは、立子を胴縁と直角になるように結んで固定する作業です。
結ぶときはシュロ縄と呼ばれる縄を使います。
シュロ縄はシュロという植物から作られ炭で黒く染められたもので、垣根づくりでよく使われる縄の種類です
結び方は垣根結びという結び方です。
別名イボ結びや男結びとも呼ばれています。
講習生の皆さんも講師に教えてもらいながら結びましたが、
普段使う固結びやリボン結びとは違い少し複雑な結びなので苦戦していました
この結びをマスターするには何度も繰り返し結ぶのが一番だそうなので、講習生は何度も結んで練習しました
完成した竹垣がこちらです
きれいにできました
最後に使った道具を片付けて講習会は終了です
次回の講習はカントリーヘッジの延長作業と門松づくりを行う予定です