令和3年度 自然体験会「親子で田んぼ体験(田植え)」
2021年6月6日(日) 自然体験会「親子で田んぼ体験(田植え)」
自然体験会「親子で田んぼ体験(田植え)」を開催しました
このイベントは、田んぼ体験を通じて幅広い世代の方々に里山での活動を知っていただくことを目的として開催しています
田植え体験の講師は、横須賀里山田んぼ倶楽部(通称さとたん)の皆さんです
沢山池の里山の整備作業を行っている団体がいくつかありますがさとたんもその1つです。
さとたんのみなさんはイベントスタッフを行ってもらうほかにも、里山内の草刈りや復田、田んぼの管理、樹林地の管理など日常の整備作業も行っています。
「親子で田んぼ体験(田植え)」では沢山池の里山のことや田んぼのことを教えていただきました
里山や田んぼのことを教えてもらった後は、体験場所に移動して、詳しい作業方法を聞き田植え体験開始です
お米を生産している農家さんでは機械で田植えを行いますが、沢山池の里山の田植え体験では手植えを行います
稲を植える際は目印を付けたロープを使い、同じ作業の繰り返しです。
順番は
1ロープを張る。
2印のついている場所に稲を植える
3下がってから足跡を埋める
の3工程だけで田んぼ全体に稲が植わるまで繰り返します
この時に、気を付けることは一か所に植える稲の本数と稲が倒れないようにすることです
一か所に植える稲の苗の本数は3本です。
たくさん苗を植えても、最終的にできるお米の量は変わりません。
限られたスペースでは植物の成長に必要な栄養も光も限られているためで、本数が多ければ多いほど1本あたりにできるお米の数が減ってしまい、少ない数植えた時と同じ収穫量になっていしまいます
1本でも収穫量は同じですが枯れた時の予備として3本植えています。
稲を倒れないように植えるのは、水の張ってある田んぼの中で倒れると水に流されてしまうためです。
稲が倒れないようにするには、まず稲を鉛筆のように持って指の第2関節まで刺すようにしっかり植えこみます
そのあとに稲の周りにできた隙間を周りの土を集めて埋めます。
この方法で植えるとしっかりと土に支えられ、稲は根が張りやすくなり稲が流されることがなくなります
これらのことに注意しながら田植え体験を行いました。
田んぼ全体に稲を植えられたら自然体験会「親子で田んぼ体験(田植え)」は終了です
皆さん元気いっぱいに田植えに参加していただきました。
ご参加いただいた皆さまありがとうございました
親子で田んぼ体験は田植えと稲刈りの全2回のイベントなため、次回は9月に稲刈りを行う予定です
今回ご参加していただいた皆様次回もよろしくお願いします。