令和2年度 環境再生作業「除伐・間伐作業」
2020年10月17日(土)9:00~ 環境再生作業「除伐・間伐作業」
今回は沢山池の里山で、環境整備作業の「除伐・間伐作業」を行いました
作業した場所は沢山池横の通路沿いです
この場所にある樹木は、アカメガシワなど根本が水没しても生き残れる水に強い樹種です。
作業で使う道具は、ノコギリ、高枝ノコギリです。
この日は、雨が降っていたので斜面など滑りやすくて危険な場所は避けて作業を行います
通路を遮ってしまっている樹木の枝をノコギリで切り落とします
高い位置にある枝は、高枝ノコギリを使って切り落とします
高枝ノコギリは、身長よりも高い位置の枝も切れるように、ノコギリの刃が長い持ち手の先についている道具です。
刃が大きくて重いため、しっかりと枝に食い込んで太い枝でも小さな力で切ることができます
高い位置の枝を切る際は、切った枝が落ちそうな場所に人がいないか、高枝ノコギリを動かしても周りの人に当たらないかどうか気を付けながら作業します
切っている間は、少し離れた場所から危険はないか見ている人を決めておくのも大切です
低い位置にある枝は、ノコギリを使って切り落とします
切るものは「通路の方向に伸びている枝」や「密集し過ぎている枝」です。
ノコギリを使うコツは、大きく動かすことと引くときだけに力を入れることだそうです
大きく動かすと切り口がぶれにくくまっすぐ切れ力が入れやすいです。
ノコギリは引くときに切れるので、押すときに余計な力を抜ければ切ってる時の腕への負担を減らすことができます。
切り落とした枝は、細かく分解してから一か所に集めて積んでおきます。
作業終了後の写真です
遮っていた枝が減ったことで、通路から池が見えやすくなり明るくなりました
樹林地管理の作業が終わった後は、ワラを干しました。
ワラは地面に触れておかせると朽ちてしまうので、稲架に掛けて天日で乾かしておきます
この乾かしたワラは、自然体験会のリースづくりなどで使います
以上で環境再生作業「除伐・間伐」は終了です