令和元年度 里山ボランティア育成講習会(第7回)
2019年10月5日(土)9:00~「令和元年度 里山ボランティア育成講習会 第7回」
今日は、待ちに待った脱穀の日です
先日収穫した、約100㎏のお米を脱穀します。
まずは、干した稲を運びます。今日は、日差しが強くとっても暑いです
これだけの量を運ぶだけで、汗が止まりません
いよいよ、脱穀の始まりです
まずは、講師の説明から。
見てください、奥さんそうです、今回使うのは、こちらの2台。
機械式脱穀機と、なんと、足ふみ脱穀機です
みなさん、足踏み脱穀機を見たことありますか?私は、小学校の社会の授業で習ったような、習わなかったような
講習生も興味津々です。
みなさん黙々と、分担しながら作業を進めていきます
今回、作業を行うことで改めておもうことがありました。
文明ってすごいとおもいませんか?
足踏み脱穀機と機械式脱穀機を使うのでは、脱穀できる量は雲泥の差です
あ、気を付けて機械の中に手が持っていかれそうになりました。
慣れてくると気も緩みます。みなさん慎重にー
またまた、登場です。これは何をする道具かわかりますか?
そうです。奥さん、正解です。唐箕です
足踏み脱穀機で脱穀された稲は、藁と籾に分別されます。
しかし、実は、しっかり分別されているわけではありません。唐箕の外側についているノブを回すと、内側に付いている羽が回り、扇風機のような機能を果たします。
すると、軽い藁が飛ばされ、重い籾のみが残る仕組みになっています。
小学校で学んだことが、ここで活かされるとは・・・
もっと、勉強しておけばよかったです
何度か休憩を取りながら、ついに作業も終盤です。
周りは藁の粉末でいっぱいで、マスクがないとくしゃみが止まりません
藁は束ねて、田んぼの一角に置いていきます。
この藁は捨てるのではなく、肥料等に再利用されます
みなさんいかがでしたか。
今回の作業後、籾摺りを行い、みなさんご存知の白米になります。
半日作業をしただけでしたが、10月にもかかわらず日焼けをしたし、
何より素敵な笑顔で終えることができましたね
また、機械がなかった頃のお百姓さんは、本当に大変な作業を、毎年毎年繰り返していたのですね
お米は、一粒残さず食べましょう