平成30年度里山ボランティア育成講習会第1回


 

2018年5月26日(土)9:00~ 平成30年 里山ボランティア育成講習会 第1回

 

 今年も沢山池での田んぼ作業が始まりましたsign03

 今年からは例年の田んぼづくりと里山整備・ものづくりのそれぞれの講習を統合し、「里山ボランティア育成講習会」という講習となり、里山についてより深く学べるようになりましたhappy02

 里山というのは日本の原風景と呼ばれる、自然環境と人々の生活する場との境目のことですnoteその里山環境を再生し、多くの人がふれ合える環境をつくるボランティアを育成する講習会です。これは「里山的環境保全・活用事業」の一環として行っています。

 「的」とつくのは、現代社会では、民家を建てて生活するなどの再現はできないため、生きものの多様性を守ることを目的として、自然環境としての里山の整備を進めているためです。つまり、里山「みたいな」環境を再生させるということです。

 そして記念すべき1回目の講習会では、田んぼの作業を行う前に、講師の先生から沢山池の里山の環境について、保全や活用の解説がありましたbookpencil

 沢山池は谷戸地形と呼ばれる地形です。この谷戸地形とは谷地部分が平らになっている場所のことです。平らになっているため重機がなくても田んぼが作れ、重機のない時代から田んぼが作られてきました。谷戸は残念ながら開発が進み現在は少なくなってしまっていますdespair

 ほかにも、沢山池の昔の様子や現在の野鳥や生き物の紹介たくさんのお話を聞くことができましたnote

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 みなさん興味深そうに聞いていますhappy01
 
 水辺の植物の紹介もありましたbud
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 写真の右側の植物がマコモダケで、健康食材となる栄養価の高い植物です。タケとつきますがイネ科の植物だそうです。
 左の背の低い植物はタコノアシで、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種の植物です。夏ごろに花が咲くとタコの足のように見えることが名前の由来だそうです。
 

 そして、座学の後は実習ですsign01

 今日は田植えに向けての大事な準備を行います。

 

 まずは、畔塗り(くろぬり)です。

 田んぼでイネを育てるのに大切なのは、田んぼの土が水面から出ないように水の量を保たなくてはいけません。

 もし、水の量を保てず土が出てしまうと雑草がたくさん出てしまい、雑草取りに追われることとなってしまいます・・・。

 今後の負担を減らし、元気なイネを育てるためにも重要な作業となりますhappy01

 最初は、講師の先生の説明を聞きお手本を見せてもらいます。

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 その後、さっそく講習生が挑戦ですsign01

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 この畔塗りは乾いて黒くなると完成だそうです。

 

 次の作業は代掻きですsign01

 代掻きは池から水を引き入れて、田んぼの土を細かく砕きます。

 この作業によりイネが育ちやすい環境になりますhappy01

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 耕運機の体験もそれぞれ1周ずつ体験してもらいますnote

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 仕上げに土の表面を均します。

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 作業を始めた時と完成の様子はこちらですhappy01

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 きれいに均すことができましたねhappy01

 最後に道具を川で洗い本日の講習は終了です。

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 みなさん第1回目の講習はいかがだったでしょうか?

 本日はお疲れ様でしたsign03