平成29年度 竹を使って水鉄砲づくり


2017年9月30日(土)9:00~

 

 ものづくりって経験ありますか?自動車のエンジンをつくるとかICチップをつくるといったことではなく、単純に遊び道具をつくるということですwrench 竹トンボや凧など、今や100円ショップに行けば簡単に手に入るものも、昔は手作りでした。今日は竹を使って水鉄砲を手作りしますsweat01

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 今回は合計28名の方が参加してくれましたhappy01親子での参加がほとんどです。工作は、お母さんすごいshineお父さんかっこいいheart04と子どもに思ってもらえるチャンスですねsmile

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 今日の講師は、三浦竹友の会の阿部衛さんです。阿部さんは、去年のミニ門松づくりの講師もされていましたconfident竹細工がとても上手く、また、この沢山池の里山で普段から積極的に里山整備を行ってくれています。沢山池の里山に来たことある方で、荻野川が流れる“さわがに広場”から少し川を上流側に歩いていくと、川沿いに散歩道があることをご存知の方がいらっしゃるかと思います。あの散歩道を整備されたのは、実はこの阿部さんですhappy02

 まずは講師がお手本を見せますpaper

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 子ども達は興味津々ですeye

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 子ども達だけでなく大人も興味津々ですlovely

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 銃身となる竹に、押し出す側の竹を合わせるのですが、この時に銃身とピストンとの隙間のバランスが重要です、と説明していますcatface

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 銃身側の切り口を、小刀で削っています。ささくれがあるとケガをしますので、切り口は特に滑らかに仕上げる必要があります。

 小刀はさすがに危ないのでお父さんかお母さんにやってもらいましょう、と講師snail親の見せ場がきましたshine

 それでは実際に自分でつくってみましょうrock

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 まずは竹選びから。我先にと子ども達が飛びつきますhappy01

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 のこぎりを使って竹を切ります。おや?左の写真はのこぎりを使うのに手袋をしてませんね、これは危ないwobblyのこぎりを使う場合は必ず軍手などをしましょう。ケガの防止になりますcancer

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 子ども達、どうですかsign01お母さんもお父さんもかっこいいでしょlovelyshine

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 錐(きり)で穴をあけているところです。錐こそ普段中々使うこともお目にかかることもない工具ですねwrench工具は色々と電動化されています。この錐も電動化されているものの一つです。小学校などではまだこの手動の錐は使われているのでしょうか。

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 講師と一緒につくってる子もいましたhappy01講師と一緒につくるとなぜか完成度が高くなる気がしますが、今日は完璧な竹製水鉄砲をつくることが目的ではなく、里山で採った材料を使って自分でものづくりをすることが目的です。自分の手でのこぎりを使って竹をり、錐で穴をあけ、切り口を整え、全体のバランスを考える、こうした経験がなにより大切なのですconfident

 安全性が世界トップクラスといわれるトヨタ自動車も最初は失敗続きでした。エンジンをつくるということは簡単なことではなかったのです。携帯電話の常識を覆し、今や世界シェアNo,1となったiPHONEをつくったスティーブ・ジョブズは子どもの頃、自宅横の父親の工房でものづくりに興じていたそうです。今は竹製の水鉄砲かもしれませんが、こうしたものづくりの経験は、将来多くの人の役に立つモノをつくりだすことへの礎ともなりえますflair

 さて、子ども達も熱中していますが、こうした作業を始めるとさらに熱心に没頭する人たちがいます。

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 そうです、お父さん達ですhappy02

 お父さんというより、世の大人の男性と言ったほうがよいかもしれません。ものづくりとなると、どういうわけか血が騒ぎ、最初は子どもと一緒にやっているのにいつの間にか、ちょっとお父さんがやってあげよう、と言ってそのままやってしまう。ええ、記事を書いている私もその一人ですcoldsweats01

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 子どもというのはよく見ているもので、こうしたお父さんやお母さんの姿を見て、自分でもやってみるのでしょう。

 そうこうしているうちに完成した子もでてきました。

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 いい笑顔ですねーhappy01自分で何かをつくるという体験、それも学校とも家とも違う空間でのものづくりは、子ども達にまた違った経験をもたらすことでしょうwink

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 沢山池に向かってみんな試し打ちですsweat01みんな思ったよりも遠くまで勢いよく飛びます。銃身とピストンとの隙間は調節して埋めていますが、最初からこんなに上手く飛ばせる水鉄砲ができるとは思いませんでしたcoldsweats01

 さて、完成品を持って、みんなで一斉に打ちます。

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 参加した子ども達はみんな無事に竹製水鉄砲を完成させることができましたhappy01

 こうした体験をとおして自然環境への興味が増すこと、そして親子の絆が深まるとイベントを開催した意味があるってものですwink

 参加していただいたみなさんありがとうございましたhappy02また次回のイベントもぜひご参加ください。また、これを読んでいるそこのあなたsign01ぜひ一度沢山池の里山に足を運んでみてくださいfoot