平成25年度 里山林手入れ講習会 開催(第7回)
第7回 林床・コース整備 2月1日(土)
除伐した木材などを使った作業道・観察道の階段づくり
斜面の笹薮を切り開いて階段を作る |
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完成した階段 |
1 作業内容
・階段の基となる「ステップ」の木材選定と杭づくり
・ステップを置く場所を鍬などで平らに均す。
・ステップにする木材をカケヤなどでたたき、ステップを支える杭をカケヤで打ち込む
(杭の先は尖らしておく)。
・ステップの土部分を平らに削る。
・上記の作業を上段から繰り返し、下に向かって作っていく。
・散策路づくりは、切り株などを手鋸で除去し、でこぼこした道を鍬などでならす。
・周りの木を除伐しながら、道の脇に並べてヘッジをつくり、細い杭で止める。
2 作業のポイントなど
・階段づくりは上部から行うと効率が良い。
3 参加者の感想
・林床の手入れや整備をすることで、林床植物の活性化や復活が期待できる。
・今回の趣旨は、市民の散策路・自然観察路の道づくり、主に安全なコース作りで、
現場にある物を利用し、アイデアを出し合い工夫し、道作りをすることと認識した。
・単なる崖路から、散策路の安全な階段が出来たことに感動した。
・今回作った階段を次年度の受講生が見学すれば、本講座への理解を深めてもらえる。
・作業全体を通すと、荒野を開拓する疑似体験だった。
・階段づくりは楽しかった。
・階段下の部分が元水田であり、地面が水分を多く含んでいるため、時間がかかった。