平成25年度 里山林手入れ講習会 開催(第4回)


第4回 枝打ち 11月2日(土)

節の無い良質の木材を作るため、側枝を切り落とす。次回に使う「カントリーヘッジ」の材料を確保する。
 
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講師による実演 木を解体して枝打ちの練習

1 作業内容
 ・枝打ちを必要とするような針葉樹が無いため、除伐した木を解体して枝打ちの練習。
 
2 作業のポイントなど
 ・枝打ちを行う時期は、早春の芽吹き前と、紅葉の始まる頃から雪の降る頃まで。
 ・節の無い角材を作るためには、幹下の直径が8~9cmになるまでに枝打ちをする。
 
3 参加者の感想
 ・切り倒した樹木の枝の量が多く、昔の人が薪として利用していたことが実感できた。
 ・良質の木材を生産する上で、枝打ちは大切な作業。森林の光環境を改善し、間伐と同様に、
  森林の健全性を保つ働きがある。
 ・枝打ちの際、枝の切断位置があり、幹に傷を付けると幹が変色し木材の価値を下げてしまう。
 ・枝の太さ・重さにより、切断する際に皮が裂ける危険があるため、幹から離れた場所で切り落
  とし、改めて切り落とすことなどを知った。