昨年に引き続き、野比かがみ田緑地で、秋の自然観察会を開催しました。

 　　今年は今まででもっとも良い天気！朝晩が涼しくなったため、お目当ての赤とんぼにも出会えました

　　では、観察会の様子をご報告いたします。

   　今回の講師は、日本トンボ学会の辻さんと、三浦半島昆虫研究会の小口さんにお願いしました。

　

 

 

　最近、小学生以下のお子さん連れの参加者が多くなってきて、ますます活気が出てきました。今時のお子さんは外に出なくて虫が苦手なのかな~と思っていたので、生き物好きなお子さんが多くてうれしいです　
　観察会開始　講師が水路で生き物を探し、容器などに入れて参加者みんなで観察します。

　ヨシノボリやエビなどが取れました。生き物好きキッズが興味深々でのぞき込み、触ります。

水路での生き物を探し	水路で取れた生き物

　

 

　講師の辻さんのお手伝い！とばかり、ヤゴなど生き物を採取するキッズ。

 

 

 

　おかげで、たくさんの生き物標本が採れました。もちろん、みんなで観察した後にリリースしました。

 

容器の中に昆虫や植物を入れました	採取物の一例　シャジクモ

　一方、小口さんグループは、早々にジムグリに出会いました！躊躇なく触りまくるキッズ（全然怖がらない・・・）。
　講師の小口さんは「自分たちだけで蛇を見たときは、不用意に触らないようにね！」と説明していました。みんな賢いからすぐに理解していました

 

 

　その後は、講師と生き物を探しながら散策しました。

　参加者は観察会後半になっても疲れをみせず、より熱中して生き物探しをしました。
　見られた生き物の一部を紹介します。ハネナガイナゴは農薬に弱いため、最近あまり見られなくなっているとのこと。野比かがみ田の田んぼでは農薬を使っていないため、こういった他では見られない生き物がいるんですね

 

アキアカネ	オオシオカラトンボ
ハネナガイナゴ	クビキリギス

 

　今回はキッズパワー炸裂の観察会でしたが、大人にも楽しんでいただけました。

　今回、ジムグリに会えなかった方は、次回は会えるかも？！

　関心のある方はぜひ来年、ご参加ください