令和6年度 自然観察会「野比かがみ田緑地自然観察会 "秋"」
2024年10月12日(土)10:00~12:00 野比かがみ田緑地自然観察会
今年も野比かがみ田緑地で、秋の自然観察会を開催しました。
天気は文句のつけようがないくらいの晴れ!絶好の観察会日和でした。
今回の講師も昨年度と同じ、三浦半島昆虫研究会の小口岳史さんです。
観察会開始 まずは、入り口の水路で水生生物を探します。講師も参加者も一生懸命です。早速、見るものがたくさんありました。
ミナミテナガエビ、ヨシノボリ、ヘビトンボ幼虫、トンボのヤゴ、カワニナなど、どんどん見つかります。
参加者がサワガニを見つけました。講師が、三浦半島のサワガニは白っぽい色(一部青)で、神奈川県内でも地域によって色が違う、と説明してくれました。
入口水路での観察で既に充実していましたが、本番はこれから。野比かがみ田緑地の中に入ります。
東側の通路でオオアオイトトンボ(成虫)、小さい池でヤブヤンマのヤゴを見つけました。
気持ちの良い天気の中、緑地内を歩きました。足元がぬかるんでいるので、講師の後に続きます。
移動の間、アキアカネ、リスアカネ、オオシオカラトンボ、ウスバキトンボを見ることができました。
そして田んぼに到着。田んぼの上ではトンボが飛び交い、水面に卵を産んでいる様子が見られました。
参加者も講師と一緒に目を凝らして田んぼの生き物を探します。
田んぼで見られた生き物は、シオヤトンボのヤゴ、マルタニシなどなど。
最後に今日の振り返りを行い、講師から今日見られた生き物の名前を教えてもらいました。また、三浦半島の他の地域ではあまり見られなくなった生き物が多く見られたことも教えてくれました。
体験型の学習は深く記憶に残ります。これからも自然観察会で皆さんに生き物に触れ合ってもらいたいです
今年も好評だった観察会。また皆様にお会いできることを楽しみにしています