令和5年度「さと☆ぼら講習会」第11回
第11回里山ボランティア(略してさと☆ぼら)講習会を1月13日に実施しました
さと☆ぼら講習会では、
沢山池周辺の里山環境の再生と維持に携わるボランティアとして活躍してもらうため
田んぼや樹林地の整備・維持にかかわる作業を体験し、学んでいきます
今回の内容は階段整備と、キノコの植菌です
まずは、以前の講習で伐採したコナラ等で山道の階段を作ります
はじめに、ざっくりとクワなどで地面を階段状に整地し、
材料に使う木を合わせてみてあたりをつけておきます
次に杭として使う木をナタで鉛筆のように尖らせて、
かけやで2か所打ち込んでいきます
打ち込みつつ横木にを添えていき、杭が少し出っ張る程度で留めます
仕上げに土をたくさん被せて、踏み固めたら完成です
続いては、キノコの植菌です
階段の素材と同じく伐採したコナラのうち、
そこそこ太めのものを使って、シイタケの駒菌を植えていきます
まずは電動ドライバーで丸太の側面に、等間隔に穴を開けます
その後、金づちでシイタケ菌入りの木駒を打ち込んでいくのですが、
これがピッタリとはまるので、やっていると結構気持ちいいです
最後にほだ木をみんなで木陰まで運び、過去に植えて生えてきたシイタケを見学
ちゃんとしたシイタケになるまでには1~2年はかかるそうです
自分たちが植えたシイタケが収穫できるのが待ち遠しいですね
終わりに、講習生のみなさんに「横須賀里山田んぼ倶楽部」の
入会案内をして、令和5年度のさと☆ぼら講習は終了しました
今後もこの長坂緑地で皆さんにお会いできるのを楽しみにしております
講習生の皆さん、1年間お疲れ様でした